株式会社石山組は、昭和25（1950）年に道北の天塩町で創業。国、北海道、天塩町などの公共工事を主に手がけ、北海道や地域の発展に貢献してきました。平成13（2001）年には合併を契機に札幌市に本社を移し、現在は北海道全域をエリアに土木と建築の二本柱で事業を展開しています。

人口減少、公共事業の削減、人材の高齢化など、建設業を取り巻く環境は大きく変化しています。こうした時流に合わせて会社も変革していかなくてはなりません。

そのひとつのカギが人材です。2018年度から新卒学生の採用活動に本腰を入れています。また、ベテランの経験やノウハウを活用するため、定年後も自分のペースで働き続けられる制度づくりをしていきたいと考えています。

もうひとつが地域への貢献です。創業間もないころから、当社は地域の皆様や取引先に支えられてきました。地域の協力なくして、会社の発展はありえません。これからも地域貢献活動やボランティア活動を続けて、地域から必要とされる会社を目指します。

2017年は会社の吸収分割や本社社屋の移転があり、新生・石山組のスタートの年になりました。当面は売上高100億円を目標に掲げており、その先には石山組を中核に「安心」や「生きがい」を提供する企業グループの構想を描いています。

建設会社の使命は「地域に根ざし、人様の役に立つ」ことだと、先代、先々代から教えられてきました。社是である「和而不同（和して同ぜず）」の精神で事業を切り開いていきたいと考えています。